ヨガについて

 

 

ヨガは、単なるエクササイズではなく、肉体・心・精神のバランスを整えるものであり、ひいては自己を理解し、環境と自己の調和をはかるための手段でもあります。
実践することで心地良さを感じ、自己の変化を実感していけるのが大きな特徴です。

 

ヨガの誕生はあらゆる宗教よりも昔

 

ヨガの歴史は古く、数千年前にインドで生まれました。ヨガはサンスクリット語で、「つなぐ、結びつける」の意。
すなわちヨガとは心と体、自己と普遍的な意識をつなぐもの。今日まで脈々と分岐し発展してきた哲学であり、ポーズや呼吸にとどまらない「生きるための知恵」です。

 

ヨガの代表的な歴史的経典には「バガヴァッド・ギーター」( 紀元前4世紀〜4世紀)と、「ヨガ・スートラ」(4〜5世紀)があり、それぞれでヨガは「平等の境地」「心の働きの死滅」と表現されます。
物質世界を離れた解脱や三昧がヨガの最終目的であり、これらの経典にはそこへ至るまでの道筋が説かれているのです。

 

「バガヴァッド・ギーター」には「カルマ・ヨガ(行為のヨガ)」「バクティ・ヨガ(信愛のヨガ)」「ジニゃーナ・ヨガ(知識のヨガ)」などさまざまなヨガが登場しますが、いずれも宗教的意味合いの強い行法であり、ポーズを練習する動的なものではありませんでした。

 

その後、「ヨガ・スートラ」のなかに「ラージャ・ヨガ」(王のヨガ)が登場するのですが、これは瞑想を中心としたヨガの8支則を行うものであり、この中にアーサナ( ポーズ)やプラ―ナヤーマ(呼吸法)も含まれていました。
ここからアーサナと呼吸法を主体とする「ハタヨガ」が生まれ、多種の流派への展開があり、今日は至ります。

 

 

ライフスタイルに合わせる

ライフスタイルに合わせて好みのヨガを選ぶ。
現在、ヨガは宗教的行法から発展し、肉体、心、精神バランスを整えるものとして、時代に合わせてブラッシュアップされ、大きな発展を遂げ続けています。
しかしその本質は変わりません。

 

あらゆるヨガのの最終目的は同じであり、どの流派が正解ということはありませんから、自分にフィットするものを選べばそれでいいのです。
現代に生きる私たちは、常に過度な情報にさらされ、時間に追われています。潜在的に自分を静かに見つめ直す機会を求めている現代 人に、ヨガはぴったり。
たくさんの恩恵をもたらしてくれるはずです。

 

年齢の性別を問わず、体ひとつで気軽に始まられるのがヨガの素晴らしいところ。まずはポーズと呼吸を意識して、習慣にするところから始めましょう。

 

 

アシュタンガヨガの魅力

アシュタンガヨガ
世界中の人気を集める
アシュタンガヨガの魅力を大解剖
「アシュタンガヨガ(アシュタンガ・ヴィンヤーサ・ヨガ)」は、ダイナミックなアーサナ(ポーズ)と強靭なスタミナ、ハードな練習量が求められ、決して難易度の低いヨガではないにもかかわらず、現代においても多くの人をと虜にしています。

 

アシュタンガヨガの一連の動きは、実は自己の内側を見つめていくためのもの。それが、自分自身を見失いがちな現代人たちにとって、非常に魅力的に映 るのかもしれません。

 

古代文書から生まれた洗練のヨガ
アシュタンガヨガは、20世紀はじめに発見されたハタヨガの古代書「ヨガ・クルンタ」翻訳にあたったのが、西洋にヨガを広めた第一人者クリシュナマチャリアと、その弟子でありアシュタンガヨガの創始者のシュリ・K・パタビジョイス師でした。

 

アシュタンガヨガの特徴

アシュタンガヨガの大きな特徴は「ヴィンヤーサ」という考え方にあります。これは呼吸と動きを同調させることです。ウジャイー(勝利の呼吸)という独自の呼吸法と、連続的なアーサナ(ポーズ)を同時に進めていきます。
ウジャイーは声門の筋肉を収縮させながら行なう鼻呼吸で、吸う息と吐く息の長さと量は一致します。

 

この呼吸によってポーズのリズムが生まれるのです。さ らに体内にエネルギーを封印することで生命力を高める「バンダ」、視点を定める「ドリスティ」などの技法を合わせて行なうことで、体内に激しい熱と健康的な循環が起こり、多量の発汗と体の浄化が行われます。
同時に瞑想的な効果も得られるため、肉体は強靭に、心は穏やかになると言われます。

 

習得に必要なのは99%の実践と1%の理論
アシュタンガヨガではポーズの流れが決められており、6種類(プライマリーシリーズ、インターミディエイトシリーズ、アドバンスシリーズ1〜4)のフローが存在します。
フローを完全に会得しなければ、次の段階には行けません。シュリ・k・パタビジョイス師は、「99%の実践とT%の理論」と言い、日々の練習こそが成果と見返りをもたらす と説きました。
「アシュタンガ」という名は、パタンジャリによるヨガ経典、「ヨガ・スートラ」の中の8支則(アシュタンガ)から取られました。
アシュタンガヨガを通して、8支則が全て会得できる仕組みになっています。

 

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